已むに已まれぬ大和魂
学生時代から気になっていたこのフレーズ。
実は誰が詠んだのかわからなかった。
たぶん当時も作者の名前を聞いたとは思うが、ピンと来なかったのだろう。
今年はNHKの大河ドラマ「八重の桜」が面白い。
昨年の「平家物語」は最悪の出来で、2、3回で見るのを辞めてしまった。
今年は鉄板の幕末モノでNHKとしても必死の巻き返しを図っている。
その「八重の桜」で、吉田松陰が切腹させられて、詠んだ辞世の句が、
身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂
(我が身はたとえこの武蔵の野に朽ちてしまおうとも、日本国の未来にむけて留めておこう、わが大和魂は。)
そして大和魂と吉田松陰をキーワードに検索したら、ついに出てきた。
かくすれば かくなるものと知りながら 已むに已まれぬ大和魂
松蔭の言葉には、こんな印象的なフレーズもある。
至誠にして動かされざる者、未だこれにあらざるなり
(至誠をもって対すれば動かすことができないものはない)
吉田松陰.com
2013年2月3日